2017年5月22日
AD-LIVE2015

yamamoto

 

 

 

デジタルプレミアムコース:ファミリー劇場(157ch)

放送日 :毎週日曜日25:00~

(番組概要)

声優・鈴村健一が総合プロデューサーを務める舞台「AD-LIVE(アドリブ) 」は、大まかな世界観と、舞台上で起こるいくつかの出来事が決められているのみで、出演者のキャラクター(役)も、セリフも、全てアドリブで紡がれる90分間の舞台劇。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

主に声優として活躍している俳優さんたちなので、“知っている人は知っている”人たちが出てきます。アニメや映画を観たことあるなら、あの声をやっている人はこの人なのね、という秘密の扉を覗き見たようなちょっとしたワクワク感があるかも。声優ということで、当然声は抜群にいい。かつ、見た目もけっこうイケメン。みんな40過ぎているとは思えない若々しさがある。かつ、場数を踏んできた安定感もあり。残念なのは、アドリブ劇としての新鮮味に欠けるという点。カバンの中からセリフの書いてある紙を1枚ずつ取り出すという趣向だが、構成がしっかりし過ぎているため、アドリブ的効果がほとんどない。その紙によって物語の展開が変われば、もっとずっとスリリングになるはず。舞台はけっこう気合いが入っていて、エレベーターで上下の空間構成をしているのがおもしろい。3人という少人数をうまく動かして、シチュエーションの広がりを作っているところは見ごたえがある。

2017年5月12日
永遠のロッカーたち 柳ジョージ

inouemini2

写真提供:フリーウェイ

デジタルプレミアムコース:歌謡ポップスチャンネル

(175ch)

放送日
2017年05月14日(日) 15:30〜16:00
2017年05月22日(月) 22:00〜22:30
2017年05月28日(日) 15:30〜16:00

(番組概要)

永遠にこの胸に刻まれるメロディー。伝説のロッカーたちの音が、そして生き様が時代を超えて語り継がれる・・・。
第1回目は、日本のロック界を牽引して来た、柳ジョージに迫ります。
「和製クラプトン」とも称された味わい深いギタープレイ、そしてブルースを基調とした歌唱力と独特のハスキーな歌声は、どこか懐かしく哀愁を感じさせ、見る者を虜にします。
番組では、1975年に結成したロックバンド「柳ジョージ&レイニーウッド」の代表的ナンバーにクローズアップ。
当時の関係者の証言インタビューや制作秘話、柳が憧れていたアメリカへの思いなどを探り、彼が作り上げた音楽の魅力を改めて見つめ直します。

(井上公子の今日のイチバン↓)

中学生のころ、柳ジョージのファンだった。そう、ませた子どもだったのだ。
東京生まれ東京育ちの叔父の奥さん・ケーコさんが、四国にやってくるたび田舎育ちの私に都会的なお土産をくれたが、「何がほしい?」と聞かれ「レコード」「誰が好きなの?」「柳ジョージ」「・・・おじさん好きなの???」
そんなやり取りしたことを思い出す。
 柳ジョージが世を去ってもう6年になるなんて・・・。
「雨に泣いてる」が世に出て「スマイル・オン・ミー」は化粧品のCМソングとしてテレビでガンガン出た。子ども心に信じられなかった。この人の音楽はこんな消費のされ方するものではない・・・と。ませていたのです。
 柳ジョージとレイニーウッドが解散して、もう聞くこともなかった。訃報に接しても、ショックだったけど、時の流れだと意外に冷静だった。そして今、この番組「永遠のロッカーたち」柳ジョージはブルースの人と思っていたので、なんか違うんじゃない?と感じたが、ブルースをベースにしたロックということで・・・。
「和製・クラプトン」などと称されていたことも初めて知った。よく聞いた曲のひとつ「酔って候」土佐藩主・山内容堂のことを歌った異色の楽曲だが、このタイトルをめぐって作家・司馬遼太郎を訪ねたエピソードが当時のプロデューサーから語られる。曲を聴いてタイトルの使用を許可した司馬遼太郎の器の大きさはさすが!と言わざるを得ないが、柳ジョージの魅力も改めて感じられる、素敵なエピソード。
それにしても、この曲はすごい!サザンが日本語をロックに載せた…と言うが、
「和製ロック」を目指して、日本語の歌詞で歌ったこの曲は、文学的でもあり、何とも男の哀愁あり。とにかくかっこいい!!色あせない!・・・だけど、この声の主はもういないのだ・・・。
ブルージーな曲調、手の届かない(中学生の私には)大人の世界を歌う歌詞、そして、柳ジョージの特異なボーカル。ハスキー、なんてもんじゃない。こんな魅力的な声のボーカリスト、他にいないんじゃない?レイニーウッドのコーラスも好きだった。ファルセットの高音が少しフラットで、だけどそこがくせになる感じ。時代が時代だから、PVはもちろん、ライブ映像も少ないのだろう。番組では、奥様が提供した家庭用VHSテープに録画された武道館ライブの映像が使われていた。これ、DVD化したら売れるんじゃない?少なくとも私は買いますけど・・・。

2017年5月2日
ビッグ・キャット・スペシャル

inouemini2

©courtesy of Renegade

デジタルプレミアムコース:ナショナルジオグラフィック(142ch)

放送日 :毎週水曜日 23:00~

(番組概要)

ナショナル ジオグラフィックが世界中の大型ネコ科動物に捧げる特集を毎週水曜日に放送するビッグ・キャット スペシャル!
力、獰猛さ、美しさを兼ね備えた彼らは様々な形で絶滅の危機にさらされている。
ビッグ・キャット スペシャルでは、ライオン、ヒョウ、チーター、ピューマ、トラ等、世界中の美しく力強い大型ネコ科動物の能力や生態を紹介するとともに、彼らの直面する問題にも触れる。世界中のビッグ・キャットへの関心を高めよう!

(井上公子の今日のイチバン↓)

自然は美しい。植物も動物も、もっと小さなスケールの生き物たちも…。完成された形、配列、色、動き…何をとっても「自ずと然り」そうあることが絶対である、揺るぎのなさ。
一つ一つの情報に振り回され、一喜一憂し、あっちへこっちへと歩みの定まらない現代人と対極にある。だから、人(私)はナショジオでネイチャー系の番組を見ちゃうんだろうな。
”ネコ”は身近なペットでもあるが、ネコの仲間は幅広く自然の中に生きている。
特にライオンやヒョウといった大型種には、人間を寄せ付けない威厳すら感じる。その向こうに何があるか、知っているのか、カメラをまっすぐに見据える目。何か語っているように見てしまう…擬人化しすぎてる?ディズニーの影響かな。
 番組はある年老いたメスのヒョウを中心に語られる。若い頃のように獲物を追えない彼女のギリギリの暮らし。もう1週間食べてない彼女が、冒頭、歩きながらバタッと倒れる。でもすぐ立ち上がって再び歩き出す。彼女は長年の経験で狩りの忍耐を知っているという。あきらめないのだ。最後まで。う~、泣かす~~~やっぱり、擬人化に毒されてるかも・・・。
でも、動物たちのありのままの姿の映像は、ディズニーアニメの動物たちとかぶってくる。リスが二本足で立って、ヒョウの様子を探るしぐさ…チップとデールですよ~。インパラなどシカの群れの並び、鳥の羽ばたき・・・ディズニーアニメは全く大自然をお手本にしていたのです。だから、いつの世もウケるのだな・・・。

2017年4月10日
アオハライド

inouemini2

©2014映画「アオハライド」製作委員会 ©咲坂伊緒/集英社

デジタルプレミアムコース:日本映画専門チャンネル(125ch)

放送日 :4/23(日)11:50~

(番組概要)

TVアニメ化もされた咲坂伊緒の人気少女コミックを本田翼と東出昌大主演で映画化した青春ラブ・ストーリー。想いを伝えられないまま、中1で転校してしまった好青年との淡い恋を引きずり、高2の春を迎えた双葉(本田)は、別人のような言動をとる洸(東出)との再会に戸惑うが、空白の時間を互いに埋めながら、好意を一層募らせていく。監督は「ホットロード」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の三木孝浩。

(井上公子の今日のイチバン↓)

変わったタイトルは作者の造語という。最近本当に多い、コミックが原作のアイドル映画。映画館に客足は向いたかもしれないが、映画が消費産業になってしまった感は否めない。同年代のママ友にも、娘と同じ目線でこういった『青春映画』にときめいている人がいて驚くが、ときめかなくなっている、私のほうが問題か・・・。
主人公を演じる本田翼は、まんま少女漫画の2次元を具現化している。こんな表情のコマってあったよね~と、懐かしさを感じてしまう。「マーガレット」や「花とゆめ」や「りぼん」の世界に通じてしまうタイムトンネル(私にとって…もちろん、現在進行形の人もいるでしょう)だ。
相手役の東出昌大にしても、二人を取り巻くクラスメートたちにしても、美男美女揃い。マンガだから、非現実的でも許されたけど、実写でここまで揃えられると、リアルとは乖離していくのではないか???10代の皆さんはそんなことないのかな?
さてさて、年代からして親世代、母親役の岡江久美子目線になってしまう私です。それは当然のことでしょう?あくまでも立場ですよ、外見がどうのと言っていません(笑)10代、思春期後半の高校時代は、限りなく大人に近い子ども。家庭と学校という小さな世界で生きている。ゆえに、彼らの悩みは周りの大人である、親、家族、教師に左右される。ま、最も近いのは親ですね。東出演じる相手役も、親の離婚が原因で心を閉じていく。同じ境遇の友達に心を寄せて、思春期ならではの純粋さが手伝って自らがんじがらめになって、誰かを好きだと思う、最も基本的な感情を抑え込み、生きていくうえで最も大切な「自己肯定感」を育めなくなっている。それを開放する役割が、主人公・本田翼のいかにも少女漫画の主人公然とした一途さなのだ。負の力で結びついた関係は、決して真の幸せをもたらさない…それに気づいたか、もともとわかってたか、ライバル・高畑充希は去っていき、ハッピーエンド。
こう考えると、とても深い、思春期ならではのテーマだし、大人にも十分通じる内容だな。それには、配役だな。素人然とした役者を使って、川瀬直美が撮ってたら商業映画でなく芸術映画になったかも・・・。音楽の効果は最小に、場面に流れる環境音にこだわったら・・・ああ、若いころ見たゴダールの「マリア」思い出した。

2017年3月21日
東京センチメンタル

inouemini2

©テレビ東京

デジタルプレミアムコース:チャンネル銀河(122ch)

放送日 :毎週土曜 昼12:00~〈2話連続〉

(番組概要)

55歳でバツ3の和菓子職人・久留里卓三が、偶然出会う美女とともに、東京の街を歩き、淡い恋心を募らせる恋模様を描いた、ちょっぴり切なく、ノスタルジックな気分になる大人のラブストーリー。

(井上公子の今日のイチバン↓)

吉田鋼太郎を知ったのはNHKの朝ドラ「花子とアン」だった。
舞台俳優として活躍されていたことを後になって知ったのですが、
「こんな個性が、まだまだ日本にいるんだな」と、自分の見識の浅さを知り、日本の演劇界の層の厚さを実感したものです。その後の露出ぶりは皆さんもご存じのとおり。個性派ゆえに主演は難しいのではと思っていたら、深夜枠で何とも軽やかな大人の読みきりドラマが…。東京の下町で和菓子屋を営む主人公。女性に弱く、バツ3ながら、懲りずに?女性との縁は絶えない。優しいから女性が次々寄ってくる、優しいからやがて離れていく…吉田鋼太郎の困った顔がファンにはたまらないかも…!主人公をめぐって次々現れる女性とのエピソードを一話完結で見せていくのがとっつきやすい。連続ものでないから見逃しても大丈夫。
ストーリーより、主人公が毎回女性とデートする下町の風情とグルメが見逃せない。
東京の観光名所は数々あれど、近年人気は、暮らしの息遣いが感じられる下町。外国人観光客から逆に魅力を教えられた感じもあります。
番組に登場する街をデートコースとしてたどり、グルメスポットも盛り込まれています。しかも、さりげなくうんちくが語れるような、その街ならではのグルメなら、旅の盛り上がりも確実!
 ドラマには主人公をめぐるレギュラーがいて、和菓子屋のアルバイトの女子大生に、同じくNHKの朝ドラで主役を張った高畑充希。油を売りに来る近所の散髪屋にラーメンズ片桐仁。行きつけの蕎麦屋の店主に小栗旬。別れた妻…の一人に大塚寧々!久しぶりに見たよ~
 次々登場する女性ゲストも豪華で見どころの一つ。広末涼子、川栄李奈、草刈民代・・・スペシャル版には黒木瞳!って、スペシャル版もチャンネル銀河でやるのかな?
とにかく大人におすすめのデートドラマ。行ってみたくなること請け合いですよ。