2018年8月20日
怪談テラーズ

yamamoto

 

 

 

デジタルプレミアムコース:MONDO TV(160ch)
放送日 :8月30日(木)23:00~

(あらすじ)

日常の狭間でまことしやかにささやかれる「こわい話」「心霊・幽霊話」。非現実的な目撃談で世間を騒がせ続ける「世にも奇妙な都市伝説」。はたまた、情報ソースがはっきりしない「怪奇現象」「噂話」の数々…今宵、京都の某寺で、恐怖の夜会が幕開く。さぁ、怪談師たちに思う存分、怪談を語り合っていただこう!!作家、オカルトコレクター、僧侶など、摩訶不思議な事象に精通した者ばかりが出演。「怪談(ストーリー)テラーズ」と命名された彼らが、不思議な現象を求め、旅にいざ出発!

(山本淑子の今日のイチバン↓)

怖い話を聞くと、まず脳が不安になり危険を知らせる信号を発します。そして、すぐに体が動けるように大きな筋肉に血液が流れ、その結果、抹消への血液が流れにくくなり、体が冷えた感覚が生じる、というわけなんだそうです。なるほど!色んな研究をしている人がいるんですねえ。夏の暑い時期、怪談を聞く、というのは理に叶っているんですねえ。怪談って寒い季節に聞いても全然おもしろくないから不思議。凝ったホラー映画もいいけれど、夏の夜にみんなで集まってシッポリと怖い話に興じるってのもなかなかいいもんです。これはそういう番組。ジェットコースターよりメリーゴーランドって感じ。じんわりゾクゾクします。お寺の本堂で雰囲気たっぷり。声の高低や話す速度、語り手の表情なんてのもいい味付けになってます。子どもの頃、祖母に聞いた寝物語を思い出します。そろそろ猛暑も終わりの気配ですが、ストーリーテラーで夏の名残をぜひお楽しみください。

2018年8月13日
青空エール

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©2016映画「青空エール」製作委員会 (C)河原和音/集英社

デジタルプレミアムコース:日本映画専門チャンネル(125ch)
放送日 :8月26日(日)18:35~

(あらすじ)

映像化が相次ぐヒットメーカーの川原和音の少女漫画を、土屋太鳳と竹内涼真の主演で実写映画化した青春ストーリー。ブラスバンドの応援に憧れ名門吹奏楽部に入部したヒロインと、野球部員のクラスメイトが、一緒に甲子園へ行くという約束を胸に、互いに支え合いながら様々な困難に立ち向かい成長していく。監督は「陽だまりの彼女」「アオハライド」の三木孝浩。ブラスバンドの応援を夢見て、名門吹奏楽部に初心者で入部したつばさ(土屋太鳳)は、高いレベルに挫けそうになりつつ、同じクラスで野球部の大介(竹内涼真)と一緒に甲子園に行く約束を心の拠り所にトランペットの練習に励むが、1年生の大介のミスで夏の地区予選優勝を逃してしまう。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

どこを切っても瑞々しい、まさに青春金太郎飴。これまでの青春ものは、頑張る主人公を誰かが応援する、という図式が多かったが、野球部と吹奏楽部で主人公たちがそれぞれ頑張る、という二元的ドラマなのが新しい。自分の目標に向かって突き進む中で、挫折し傷つき投げ出しそうになりながら、それでも歯をくいしばって踏みとどまる。そこには「自分のために生きていた」子どもから、「誰かのために生きる」大人への成長がある。高校3年間を通して描くことで、より感動的に描くことに成功している。竹内涼馬は、ちょいちょいおっさんっぽく見えるが、高身長とさわやか笑顔で甲子園を目指す球児を好演。土屋太鳳はおそらく役作りがほとんどいらなかったんじゃないか。そのまま、って気がする。「馬鹿と言われてもあきらめない」女子高生役、適役です。曇りのないまっすぐな瞳って言うけど、ほんとにいるんですね、そういう人。少女漫画の王道。泣いてください。

2018年7月22日
帝一の國

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©2017 フジテレビジョン 集英社 東宝 ©古屋兎丸/集英社

デジタルプレミアムコース:日本映画専門チャンネル(125ch)
放送日 :7月27日(金)22:00~

(あらすじ)

エリート高校を舞台に、生徒会長になることに全精力を傾ける野心みなぎる主人公・赤場帝一(菅田将暉)が、ライバル生徒たちと熾烈な政治闘争を繰り広げる高校生活を描く。古屋兎丸の人気ギャグ漫画を、菅田将暉をはじめ野村周平、竹内涼真らイケメン俳優の共演で実写映画化した異色コメディ。監督は「ジャッジ!」「世界から猫が消えたなら」の永井聡。
800人の天才エリート学生が通う超名門校、海帝高校。その生徒会長を務めた者は将来の内閣入りが確約されているという。そんな海帝高校に首席で入学を果たした新1年生の赤場帝一(菅田将暉)。彼には総理大臣になるという明確な目標があった。つまり、彼はライバルたちを蹴落として必ず海帝高校の生徒会長にならなければならないのだ!2年後の生徒会長選挙で勝利するための、帝一の周到な戦略が始まる。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

こんなに面白い邦画を観たのは「蒲田行進曲」以来かも知れない。漫画の原作を映画化すると往々にして陳腐になりがちだが、こんなにハマった配役は滅多にあるもんじゃない。それぞれ主役級のイケメン若手俳優がこれだけ揃うなんてのも、そうそうないだろう。

菅田将暉の本気のオーバーリアクションが、超チャーミング。よくあんな顔ができるもんだ。父親役の吉田鋼太郎とテストの答え合わせをする場面なんか、ただ点数を発表してるだけなのに笑いが止まらん。ストーリーの組み立ても絶妙な仕上がりで、エリート男子高という狭い世界のことを描いているはずなのに、それが日本という国の縮図のように思えてしまう、その巧みさに感服いたしました。シュールな笑いの中にも、「正義」という王道はちゃんと確保している。と思えば、情に流されず狡猾な野心を失わない帝一のキャラ立てが、なんとも腑に落ちるラストを演出している。とにかく、「面白い」の一語に尽きる!

2018年7月9日
音楽朗読劇『Homunculus~ホムンクルス~』

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©READING HIGH

デジタルプレミアムコース:ファミリー劇場(157ch)
放送日 :7月22日(日)26:00~

(あらすじ)

劇作家・藤沢文翁による新感覚・音楽朗読劇シリーズ第一弾!ダークファン タジーを彩るのは、実力派声優・俳優による朗読や、生演奏、最新テクノロ ジーといった豪華演出! 舞台は 17 世紀ヨーロッパ。弟子が見守る中、一人の男の命が潰えようとして いた。ヨハン・フリードリッヒ・ベドガーは、陶磁器の発明家として弟子たちに慕 われていた。しかし、死がまさにベドガーの人生に幕を下ろそうとするその刹 那、ベドガーはまるで許しを乞うかのように話を始める。それは、かつてヨーロッ パ全土を揺るがした物語「ホムンクルス事件」。人間が人間を作り出すという 禁忌に踏み込んだ者たちの物語。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

「3.5次元のエンターテイメント」と銘打つだけあって、ただ舞台で戯曲を朗読している、というのとわけが違いました。光の球は飛ぶわ、稲妻は走るわ、火は燃え上がる、煙は出る!またそれを生演奏の音楽が盛り上げる。演じる声優や俳優たちはその時代を創造するにふさわしい衣装で熱演。諏訪部順一のバリトン、梶裕貴の美声、すべてに調和が取れ、300年も昔のヨーロッパに想像を巡らせてくれる。死の床にあるヨハン・フリードリッヒ・ベトガーが、弟子に昔話を聞かせるところから始まるのだが、このベトガー、実在した人物なのがおもしろい。マイセン陶磁器の発明者で、錬金術師。人造人間の創造に関わる体験はいかにも「あったかも」と思わせる。人造人間=ホムンクルスの禍々しい描写も真に迫り、下手な芝居より数倍ダイナミックに物語を感じさせることに成功している。あなたの想像力の翼で、2次元と4次元の間に飛んでいくことが出来るかも知れません。

2018年6月29日
旅チャンネル『スギちゃんの旅はワイルド!』

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TM & (c)2018 Turner Japan/(c)S-Field

旅チャンネル『スギちゃんの旅はワイルド!』

デジタルプレミアムコース:旅チャンネル(145ch)

放送日:7月2日(月)13:00~・21:00~・27:00~
7月5日(木)14:30~・22:30~・28:30~

(番組概要)

旅が⼤好きスギちゃんが、⾏く先々で様々な⼈々や出来事に遭遇! 笑いや驚き、そして感動を巻き起こす!? ハートフルな芸⼈スギちゃんが肌で感じる感動のふれあい旅です。

(井上公子の今日のイチバン↓)

旅チャンネルと言えば「大人のヨーロッパ街歩き」のような、好感度な女性向け番組のイメージだった。実際になかなか行けないけど、テレビでセレブ気分に浸れる紀行番組・・・。
それが!!まず「スギちゃん」である!セレブ感ゼロである!その代り、お茶の間感というか、親しみやすさはかなりの得点になるのでは?
テレビ派(最近は若者を中心に地上波をはじめとしたテレビ放送を見ない傾向にあるらしいので、あえてこう呼ぶ)には、起用タレントのお茶の間好感度というのが大事な基準になる。それにより、いかにたくさんの人に見てもらえるか、共感してもらえるか、さらには行動を起こしてくれるか・・・商品を購入したり、現地を訪れてみたりするか・・・いわゆる番組のコマーシャル効果が左右される。
私も好きでよく見るけど「大人のヨーロッパ・・・」は敷居が高い。絶対行けない…とは言わないが、「今度の休みに行ってみよう~っ」って見てる人が何パーセントいるだろうか。
「スギちゃんの・・・」は、安近短の需要を満たす、ちょっとどこか行ってみたい的な欲を満たしてくれる。旅の醍醐味、観光して、おいしいもの食べて、お土産を買う。家族で、気の置けない仲間で、ちょこっと一泊2日の気軽なツアーを望むなら、気取ったレストランも、入りにくい高級スーベニールショップも、世界遺産もいらないかも。昔よくあった「慰安旅行」の幹事さんなら、この選択だろう。
なにせ「スギちゃん」なのである。彼の行くところ、ほとんど万人が「私にはとても・・・」と二の足は踏まない。
私が見た回は「山口」への旅だったが、萩も津和野も出てこない。案外、旅慣れた人への穴場案内かもしれませんよ~。