2018年6月25日
96時間

yamamoto

 

 

 

TAKEN © 2008 Europa Corp., M6 Films and Grive Productions. All rights reserved. Artwork © 2008 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

デジタルプレミアムコース:ムービープラス(123ch)
放送日 :6月25日(月)13:30~

(あらすじ)

米政府の元秘密工作員ブライアンは、別れた妻と再婚相手の下で暮らす 17歳の娘キムに押し切られ、親友とのパリ旅行を承諾する。だが不安は的中。 現地に着いたキムが彼と携帯で話している最中、謎の一味に拉致されたのだ。 ブライアンはかつての自分を甦らせ、自ら娘の奪還を誓う。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

「シンドラーのリスト」のニーアム・リーソンが「闘うお父さん」を演じてヒットしたフランス映画。この人、ホントに生まれながらの正義漢って感じで、悪役はぜったい似合わないでしょうね。イケてる映画は最初の5分でわかります。離婚した父親は娘の傍にいたいばかりにCIAを退職するほど子煩悩。元妻の再婚相手は金持ちで、経済力では体裁が上がらず、いつまでも子ども扱いする父親に娘は少々うんざり。このダメダメな父親像を一気に逆転させる演出がにくい!娘が誘拐されるシーンはドキドキ感ハンパないです。それからの展開が手に汗握るシーンの連続。前段の設定もうまーく生かして、うーん、無駄なところがひとつもない。さすがです!製作がリュック・ベッソンですからねえ、面白いのは当たり前という感じ。ひたすら娘を追っていく、このシンプルさがすごい。観るたびに、別の発見があったりします。シリーズの中でも、この1作目が一番好き。ぜったい観るべし!

2018年6月11日
ひるなかの流星

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©やまもり三香/集英社「ひるなかの流星」

デジタルプレミアムコース:日本映画専門チャンネル(125ch)
放送日 :6月17日(日)21:00~
6月24日(日)15:10~
6月30日(土)21:30~

(あらすじ)

現在放送中のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でもヒロインを務めている永野芽郁。連続テレビ小説は初オーディションでヒロインに選ばれた事も話題となった。先月まで現役の高校生だったいうこともあり、これまで出演した映画・ドラマなど様々な作品でヒロイン役を演じてきた。日本映画専門チャンネルでは「ひるなかの流星」チャンネル初放送を記念して、永野芽郁がヒロインとして出演した映画「ひるなかの流星」、「俺物語」、ドラマ「僕たちがやりました」を合わせて一挙放送致します。その可憐さと透明感、人気急上昇中のその魅力を、この機会に是非ご覧ください。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

いやあ、もう絶対的に少女漫画どストライク!両親の海外転勤、田舎から東京の高校に転校、偶然出会ったイケメンが担任、ダサイ主人公がモテる、だんだん可愛くなる…昔っからずっと引き継がれてきた少女漫画の伝統を、これでもかと詰め込んで、女子がキュンキュンしないはずがない。リアルタイムでキュンキュンするか、若かりし日々を思いキュンキュンするか、人それぞれでしょうが、まあ大した話でもないのに、とにかく観てしまう。勝因は、クラスメートと担任の間で揺れる恋心の行方に焦点を絞って描いていること。サブキャラはほとんどガヤ扱い、主要人物を限定しているので、永野芽郁のピュアな存在感も際立って見えます。三浦翔平はまさに漫画から抜け出してきたみたいだし、クラスメート役の亜嵐もEXILE感を封印しての好演。本当に大切な存在は「ひるなかの星」のように、ふだんは気づかないけれどいつもそばにある、というメッセージに共感。今夜はいい夢見れそうです。

2018年6月1日
中島みゆきリスペクトライブ2018歌縁東京公演

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© 歌縁 2018 製作委員会/東北新社

中島みゆきリスペクトライブ2018歌縁東京公演

デジタルプレミアムコース:ファミリー劇場(157ch)

放送日:富山&松本公演6月10日(日)15:40~
東京公演6月24日(日)15:40~

(番組概要)

3 月 3 日(土)に日本武道館で開催された「中島みゆきリスペクトライブ 2018 歌 縁 東京公演」。今回新たに高畑淳子、新妻聖子、半﨑美子の3名が「歌縁」 シリーズ初参加!女優・演歌・ミュージカル・ポップス・シャンソンといった異なるジャ ンルの第一線で活躍する“アーティスト”が、敬愛する「中島みゆき」の楽曲をそれ ぞれの表現で披露する・・・それが「中島みゆきリスペクトライブ」。カバーコンサート の枠を超え、互いの魂をぶつけあうようなステージをお届けします。

(井上公子の今日のイチバン↓)

♪うらみま~す ♪悪~女~になるなら・・・ ♪道に倒れて誰かの名を・・・ ♪狼に~なりたい~ ♪あきらめました・・・
 中島みゆきに出会って、強烈な印象を受けて…しかも感受性の強い時期に・・・そして、大人になった女性たち。
今、人生の半分を振り返って何を思うのか。この人の唄う言葉に救われ涙した経験があるなら、人にやさしく、前を向いていられるのではないかと思う。
「歌縁うたえにし」文字通り、歌が結んだ縁により実現したコンサートは、各界からのそうそうたる顔ぶれ。
みんなそれぞれに、中島みゆきの世界を表現している・・・演じてる・・・ちょっとコワい。
歌いながら泣いている。でもさすがプロ!涙は流れても音程はブレないよ!!
私は「夜会」を見たことがないが、「歌縁」はもう劇場である。
シャンソン歌手のクミコや女優の高原淳子などは、歌ってない。語っている。コワい・・・でも、もうちょっと見たい。
出演者自身も言ってた気がしますよ「コワいよね」って。
だって、もともと歌がコワいんだからしょうがないです。
人間の心の、奥深くの、いつもは蓋をしていないと生きていけないような場所にブスリと切り込んでいく。
私が出会ったのは中学生の頃。
♪タクシードライバー苦労人と見えて
 私の泣き顔 見て見ぬふり
 天気予報が今夜も外れた話と
 野球の話ばかり何度も 何度も繰り返す
生きるということはこういうことなんだな・・・と。
泣いてる人に「どうしたの?何があったの?」と聞かないんだ・・・と。
情景が目に浮かんで、思春期の瞳を濡らす・・・。ちょっと、コワいですか?
中島みゆきは現在進行形で、時代に合わせて必要なキーワードを示してくれるところが何ともすごい。
♪お前が消えて喜ぶ奴に お前のオールを任せるな ♪私の敵は私です
日常に疲れた時、中島みゆきワールド「歌縁」でどっぷり”心の浄化”をしませんか?

2018年5月23日
映画ビリギャル

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「映画ビリギャル」

デジタルプレミアムコース:日本映画専門チャンネル(125ch)
放送日 :6月13日(水)14時40分スタート

(あらすじ)

学習塾の塾長を務める坪田信貴の体験談を綴ったベストセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を有村架純主演で映画化した青春ドラマ。監督は「いま、会いにゆきます」「涙そうそう」の土井裕泰。中高大一貫私立学校の高校2年生、工藤さやか(有村架純)は、中学入学以来、ギャル仲間と遊びに夢中で全く勉強しなかったためついに成績は学年ビリに。心配した母親が学習塾に通わせると、なんと彼女の学力は小4レベルと判明。それでも第一志望をノリで慶應大学と宣言したさやかに対し、塾講師の坪田(伊藤淳史)は巧みな指導でやる気を引き出し、徐々に本気にさせていく。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

以前この映画を観てボロボロ泣いたという知人がいました。その時は「へっ、なんで子どもの受験の話で」と思っていましたが、本当です、泣けました、ボロボロ。親は親なりに、子どもは子どもなりに、子どものいない人も自分の学生時代を振り返るでしょう。受験なんて、偏差値なんて、学力偏重主義反対!という声もありますが、勉強することで世界が広がり、将来の選択肢が増えることは確かです。貧困から抜け出すことだってできるかもしれません。これは、「あきらめ」から抜け出す女子高生の物語です。大人に失望し、大人になることを拒否しようとした子どもたちの、闘いの記録であるかもしれません。そして、彼女を取り巻く大人たちの「気づき」の記録でもあるのです。だから、私たちは感動します、必ず。結末を知っているのに応援したくなる。笑いあり涙あり、登場人物がみんなチャーミングで、観終ったあと、誰もがやさしい気持ちになれる秀作です。花まる!

 

2018年5月16日
たたら侍

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©2017「たたら侍」製作委員会

映画「たたら侍」

デジタルプレミアムコース:時代劇専門チャンネル(159ch)

放送日:5月26日(土)23:00~ほか

(番組概要)

奥出雲で1300年以上にわたって継承されている伝統的製鉄技法「たたら吹き」を題材に“本当の強さとは何か”“真の日本人とは何か”を問いかける大作時代劇!

(井上公子の今日のイチバン↓)

何の予備知識も先入観もなく見ました。「たたら」という言葉だけに興味を惹かれました。「もののけ姫」に「たたら場」が出てきましたね。日本古来の製鉄所です。女性たちがとても明るく元気にふいごで火を起こしていたシーンが印象的でした。そこからの出発だったので、舞台は東北だとばかり思い込んでいたら”出雲”でした。しかも、島根県の観光PR、日本の伝統芸能・工芸技術の紹介、そしてエグザイルが出演・・・といろんな要素を詰め込んだエンターテインメントだったのですね。
ストーリーは、伝統のたたらを守る家に生まれた主人公が、侍になろうと(戦国時代の話です)戦場に出て、命からがら村に戻ってくる。そこに怪しい商人が…もののけ姫にもいましたね、山伏にふんした怪しいキャラクター。
「これからの戦は鉄砲の時代。信長軍が村のたたらを奪いに来るから、守りを固めては?」と主人公をたきつけます。たたら場の主である父親や村の長老たち、幼馴染の反対や進言を受け入れず、「鉄砲で迎え撃とう」と商人のアドバイスのまま鉄砲を量産します。できた鉄砲の打ち方を、女性や子どもにまで教えて臨戦態勢。領地の殿様のもとへ助けを求めた幼馴染さえも鉄砲で追っ払うことになり、空気は予期せぬ方向に。商人は、村人だけでは戦いなれないからと、手下の野武士を村に招き入れ、村はまるで乗っ取られたかのように自由が利かなくなります。
「こんなはずではなかった」「何か、自分の思いとは違う方向に流れている気がする・・・」戸惑う主人公にたたらに大切な炭焼きの古老が言います。「一度動き始めた流れを止めることは出来ない」と。「自分の村を守りたい!」侍になり損ねた身だからこそ、盲目的に突っ走ってしまったけれど、間違った選択だったのではない・・・自らの過ちに気付いた時には、村の実権は商人たちの手に・・・「村を守る」という大義の前に、村人たちの思いは踏みつけられていくのです。
太平洋戦争に突入していった過去の日本のようですね。そう、動き出してしまったらもう遅いのです。そして、ついに、止めに入った幼馴染が商人の一派に殺されます。主人公も傷を負います。血が流れ、命が失われて初めて気づくのです。本当に大切なものは何か。
商人の狙いはなんだったのか、そこは分かりません。秀吉が手配したものか…との疑いも浮上しますが、謎のまま。領主に助けられ、商人一派を駆逐することに成功しますが、最後に商人は「あなたが村を守りたいというから力を貸したのだ」と。日米関係を思い浮かべてしまうのは考えすぎでしょうか・・・。
製作費10億の大作。島根県、石見銀山、日本刀剣、たたら吹き、北前船保存会、エグザイルのわきを固めるベテラン俳優・・・本当にたくさんの人が関わった作品のようですが、事情で公開打ち切りとなり(ネットに出てました)存在を知らない人も多いと思います。私個人的には、たたらの溶鉱炉?を製作していく過程など興味深かったです。話が見えづらい難点はありますが、大切なことを、今だから考えさせられる映画でした。